Ishigaki-bird Hiroji Motowaka Website

 冬鳥がそろったこの季節、八重山地方は、雨や曇りが多く、さながら雨期の様相で少し気がめいってしまいそうな日々が続きます。しかし、野鳥たちは、たくさんいておもしく、楽しむことができます。中でも、冬鳥のムクドリ類がメインになります。ギンムクドリやカラムクドリが100~300羽の大群で、市街地の街路樹のガジュマルなど、実の付く木々を巡回します。中には、数羽のホシムクドリや珍しいバライロムクドリが見つかることがあります。

fuyu-image1.jpg 毎年のように、越冬するクロツラヘラサギが数羽見られ、時には、十数羽確認できる年もあります。田んぼでは、20~50羽の、セイタカシギの群れに出会うこともあり、その中には、ソリハシセイタカシギが混じっていることもあります。十分注意して観察したいところです。他には、アカアシシギやタシギなどシギ類も多く見ることができます。

 刈り取りを終えた水田では、ムネアカタヒバリやツメナガセキレイなどが数多く見られ、中でも、びっくりするほどの数のリュウキュウキジバトの群れに遭遇するでしょう。その中に、人気のベニバトが混じっていることがあり、じっくり観察してもらいところです。ベニバトの大きさは、リュウキュウキジバトの半分くらい、ムクドリくらいの感じで覚えておくと、見逃すことがないしょう。時には、5羽の群れが見つかったときもありました。

 そこかしこで見られるカンムリワシは、繁殖期に入り、ペアでよく鳴きあいをすることがあります。晴れた日には、クマタカのディスプレイ飛行に似たダイナミックな行動をします。翼の美しい姿を堪能できます。

11月から12月に見られる野鳥

アカガシラサギ、クロツラヘラサギ、ヒシクイ、ソリハシセイタカシギ、オオメダイチドリ、アカアシシギ、コアオアシシギ、チュウジシギ、オジロトウネン、ヒバリシギ、ズグロカモメ、クロハラアジサシ、オニアジサシ、ベニバト、キマユツメナガセキレイ、マミジロツメナガセキレイ、キガシラセキレイ、ホオジロハクセキレイ、マミジロタヒバリ、ムネアカタヒバリ、セジロタヒバリ、シマアカモズ、ムジセッカ、キマユムシクイ、ギンムクドリ、カラクドリ、ホシムクドリ、ミヤマガラス。

1月から2月に見られる野鳥

アカガシラサギ、クロツラヘラサギ、オオメダイチドリ、アカアシシギ、コアオアシシギ、チュウジシギ、オジロトウネン、クロハラアジサシ、オニアジサシ、ベニバト、ショウドウツバメ、ツバメ、キマユツメナガセキレイ、マミジロツメナガセキレイ、キガシラセキレイ、マミジロタヒバリ、ムネアカタヒバリ、シマアカモズ、シベリアセンニュウ、ムジセッカ、キマユムシクイ、コホオアカ、ギンムクドリ、カラムクドリ、ホシムクドリ。