Ishigaki-bird Hiroji Motowaka Website

yatsugashira_ikema.jpg常夏の八重山にも春らしい季節があります。木々の花が咲き、森の新緑は、まばゆい光景となり、心が弾んでくるものです。冬を過ごした鳥たちは、美しい夏羽へと変身していき、旅鳥の渡り鳥たちも日に日に数を増し、賑わってきます。中でも、ヤツガシラは、毎年の風物詩になり、よく新聞に掲載され、島の人々には、なじみの鳥として親しまれています。

石垣島へ到着後、探鳥をはじめるとすぐに出迎えてくれるのは、石垣島と西表島で生息するカンムリワシです。威厳ある風貌、ぐっと睨みつける眼光、ワシタカファンのみならずとも感動するに違いありません。国の特別天然記念物として大切に保護され、古くから島の人々にも愛されてきた鳥です。この時期は、繁殖の時期にあたり、昼時には上昇気流を捉え、美しい模様の翼を広げてディスプレイ飛翔する姿がよく見られます。

kanmuriwashi_morini.jpg島をめぐると時間の経過とともに、あっという間に数十羽の姿を見ることができ「たくさんいるじゃん」と思われるでしょうが、実は、石垣島と西表島でわずか200羽しか生息しないといわれている貴重な鳥であることを忘れないで欲しいものです。

珍鳥マニアにとっては与那国島が最高でしょう。台湾までわずか110kmという場所に浮かぶ島ですから、鳥たちにとっては、ちょいと小旅行という気分で来られる島です。ですから迷鳥が多く記録され、楽しみの多い島です。もちろん八重山全体(台湾から石垣島まで220km)にいえることですが・・・やはり与那国にはかないません。足を伸ばし、ぜひ訪れたい島のひとつです。

飛行機から石垣島の島影が見えると、目に飛び込んでくるのは、島を囲むエメラルドグリーンの海、そしてリーフに打ち寄せる白波に感動することでしょう。

3月から4月に見られる野鳥

アカガシラサギ、クロツラヘラサギ、マダラチュウヒ、オオノスリ、アカアシチョウゲンボウ、サカツラガン、シマアジ、ツルクイナ、レンカク、ソリアシセイタカシギ、ツバメチドリ、ハジロコチドリ、オオチドリ、オオメダイチドリ、コシャクシギ、オオジシギ、チュウジシギ、コオバシギ、ミユビシギ、オジロトウネン、アメリカウズラシギ、サルハマシギ、エリマキシギ、ズグロカモメ、クロハラアジサシ、ハジロアジサシ、ハシブトアジサシ、オニアジサシ、ベニバト、ヒマラヤアナツバメ、ヤマショウビン、ナンヨウショウビン、ヤツガシラ、ヒメコウテンシ、イワミセキレイ、ツメナガセキレイ、マミジロツメナガセキレイ、シベリアツメナガセキレイ、キガシラセキレイ、ハクセキレイ、タイワンハクセキレイ、ホオジロハクセキレイ、マミジロタヒバリ、ムネアカタヒバリ、シマアカモズ、タカサアゴモズ、ヤマザキビタキ、アオハライソヒヨドリ、カラアカアハラ、クロウタドリ、シベリアセンニュウ、ムジセッカ、キマユムシクイ、シマアオジ、コイカル、バライロムクドリ、ホシムクドリ、ハッカチョウ、ジャワハッカ、コウライウグイス、オウチュウ、ハイイロオウチュウ。